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★★★★

2024-04-15

「眞上くんって自分のスキルの全てをコンビニで説明しようとするん？ それはそれですごいな」＜本書，電子版，32%＞ そんな眞上くんの三人称視点で物語が展開していく．対象が明示されないのに宝探しに取り掛かる招待客たち．探すべき対象をすでに知ってるのか，みんな疑わしい． きっちりした本格ミステリ．稚拙な表現が少ないし，クローズドサークルの成立も自然だ．プロットは複雑すぎず，手掛かりが程よく配置される．冒頭の横柄な運転手との対話は眞上くんの立場を象徴するようだ． ただ，探偵役の必然性が乏しいし，十嶋の開催意図も分かりにくい．それに，本格稼働せずに20年間も放置されていた遊園地で，建物・設備の不具合，アトラクションの可動性，備品・備蓄物の劣化などはどうか．事前チェックしていないなら犯人はずいぶん面倒なことをした． ミステリ舞台に適すとは思えない廃墟をあえて選んだのは，廃墟ミステリをシリーズ化する気なのかも．

• koti1015
• 32歳
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★★★★★

2024-05-26

何かの番組で紹介されていてとても面白そうだったので、購入しました。これからゆっくり楽しんで読みたいと思います。

• さらはり
• 40歳
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★★★

2024-04-01

好色な水戸黄門（という設定）が、山中で狼に襲われ絶体絶命なところを、時空移動機で石松が助け、結果21世紀にタイムスリップさせてしまうことから始まるひと騒動。今回は自家用車根絶を目指すテロリスト、無駄な高速道路建設を目論む政官財の癒着という社会派な展開を見せる。驚いたのは長良川河口堰や川辺川ダムという、国が強行した公共事業を非難する筆致だ。まるで野田知佑氏ではないか！ そして2022年3月30日には諫早湾干拓に対する国側勝訴というニュースが……本書の爽快な結末とは違う、落胆する出来事だった。

• しーびースーパー
• 28歳
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★★★★★

2024-05-24

想像通りだった。 執着心が異常で、そこがちょっと現実的ではなくて 無理あるなって感じた。 いや、現実にあるのかもしれないけどね。 私にはそんなに夢中になれるものはないから 非現実感が強かった。 でも終わりが好きだった。その後も考えさせられる。 そのあとどうしたんだろうって、 私の中でも答えは出ない。

• うまここ
• 36歳
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★★★★

2024-03-18

面白いです。電子書籍で読む習慣がはじめてなので、手間取ってますが、慣れると便利ですね。

• JBL1207
• 24歳
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★★★★★

2024-05-22

私は歴史好き。作家が地元の人なので、親しみが湧きます。

• よう7764
• 32歳
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★★★★

2024-03-04

館シリーズを順番に読み進めています。 事前にうっかりネタバレを知ってしまう事も多いので、６作目のこちらは前情報一切ナシの状態で読み始めました。 犯人は目星を付けた通りでしたし、館の違和感にもプロローグの時点で既に気付いておりましたが、館のトリックのスケールは想像以上でした。 とはいえ犯行自体は逆に現実にもありそうな感じで、人が無駄に死にまくる事もなく（笑）、毎回恒例となったラストの島田さんのユルさにも今回はモヤっとする事もなく。 ミステリよりはサスペンス寄りの感覚で最後まで楽しめました。 さて、次はいよいよ長編、『暗黒館の殺人』です……！

• watta714
• 40歳
• アトピー
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